【19.02.05 UP】60年代モッズと70年代ヒッピーの香り漂うマジックランナバウトの世界
イギリスの子供向け番組のキャラクターといえば、
機関車トーマスやポストマンパッド、
ウォレスとグルミットやテレタビーズ、etc…
と沢山のキャラクターが日本でもお馴染みですが、
今ひとつ知られていないけれど、60年代ポップな世界が楽しい
THE MAGIC ROUNDABAUT もイギリスでは人気です。
元は1964年にフランスで始まったストップモーションアニメでしたが、
BBCが内容をイギリス向けのオリジナルストーリーにして
1965年、長らく続いていた夕方のニュース番組の時間帯に
初めて子ども向け番組枠を設け放送開始、1977年まで続いた人気子ども番組でした。
その後も幾度となく再編されたり映画化されたりして、欧米ではグッズも色々と作られているのに何故か日本でのネームバリューは今ひとつ。
主人公は今や絶滅も心配されているスコットランドのオールド品種犬、スカイテリアの ”DOUGAL”。
ほかにビックリ箱キャラの ”ZEBEDEE” や、
頭でっかちに大きなリボンが可愛い “FLORENCE”、
カタツムリの”BRIAN” や、ヒゲモジャおじさんの ”Mr.MacHenry”、
おとぼけうさぎの”DYLAN” など、
登場キャラクターは今見ても60年代モッズと70年代ヒッピーを感じさせてサイケでお洒落。
そんな一見なかなかクセ者揃いのユニークな仲間達ですが
そこはイギリス版、お話の内容はほのぼのとした彼らの日常が描かれているのです。
最近プーさんやパディントンなどイギリスの児童書の実写化が人気のようですが
マジックランナバウトもいつか実写化されるかも!?